「組六紋」をあしらった屋台型の陳列棚を設置したUP↑のメンバーと玉木社長(左から2人目)

「組六紋」をあしらった屋台型の陳列棚を設置したUP↑のメンバーと玉木社長(左から2人目)

長野県 上田・小諸 特産

「六文銭」基にデザインの統一包装 上田駅に全商品並ぶ「屋台」

信濃毎日新聞(2016年9月16日)

 上田商工会議所(上田市)の青年部有志は16日、戦国大名・真田氏の家紋を題材にした統一パッケージの商品を展開する企画「UP←UEDAPROJECT」の売り場を上田市のしなの鉄道(同)上田駅に開設する。市内で初めて、全商品を並べる屋台型の陳列棚を設置する。1日延べ約1万1千人が利用する上田駅を拠点に、ブランド化に弾みをつける。

 企画は、若い感性を取り入れたオリジナル商品で「地域一丸のおもてなし」を感じてもらう狙い。上田紬(つむぎ)の手拭い、甘酒、七味唐辛子などを統一した包装で売り出している。包装デザインは上田ゆかりの真田氏の家紋「六文銭」を基にした「組六紋(くみろくもん)」。2020年東京五輪・パラリンピックの公式エンブレム「組市松紋(くみいちまつもん)」の作者でアーティストの野老(ところ)朝雄さん(47)が手掛けた。

 今回設置した屋台にも組六紋をあしらっている。企画事務局の宮下修さん(40)は「上田を全国に発信するため、まずは地元で認知度を高めたい」と話す。しなの鉄道は、上田駅をはじめ各駅などの施設を地域と連携して活用していく考え。玉木淳社長(45)は「通行量の多い鉄道施設の特性を生かし、地元の皆さんと協力して地域振興につなげたい」と話している。

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