県内外の演奏者がモーツァルトの曲を奏でる「湯の街ふれあい音楽祭 モーツァルト@宇奈月」が17日、黒部市宇奈月温泉一帯で始まる。19日まで約450人が出演し、温泉街の街角や旅館・ホテルのロビーなどで、音色を披露する。
音楽祭はモーツァルトの生誕地オーストリア・ザルツブルクの景観が宇奈月温泉と似ていることから2010年に始まった。今回は今春オープンした総湯「湯めどころ宇奈月」や富山地方鉄道宇奈月温泉駅ホームにできた「駅の足湯 くろなぎ」も会場になるほか、JR黒部宇奈月温泉駅そばの市地域観光ギャラリーでも演奏が披露される。
有料公演は、17日午後3時からの歌劇「ドン・ジョバンニ」ハイライト公演をはじめ、18日同1時から室内楽コンサート、19日同3時から宇奈月アマデウス祝祭管弦楽団・合唱団のスペシャルコンサートが行われる。会場はいずれも宇奈月国際会館セレネ。入場料は、歌劇「ドン・ジョバンニ」と室内楽コンサートが各500円。スペシャルコンサートは一般1500円、高校生以下500円。問い合わせはセレネ、電話0765(62)2000。
宇奈月モーツァルト音楽祭実行委員会主催、黒部市、宇奈月国際会館セレネ、北日本新聞社共催、黒部まちづくり協議会主管。