上田市の中心市街地で17日、県内外の雑貨店や飲食店などが集まるイベント「ロッピスウエダ」が2日間の日程で始まった。地元の若手経営者らでつくる実行委員会が企画し、同市中央2の3会場で同時開催。計約90団体が出店し、各会場を行き来する人でにぎわった。
柳屋建設の駐車場は多くの雑貨店がそろう「メインエリア」。ブックカフェ「NABO(ネボ)」一帯は古書を扱う店舗などを集めた。海野町商店街のコワーキングスペース「HanaLab.Unno(ハナラボ・ウンノ)」には飲食店がそろい、家族連れらが食事を楽しんだ。
ロッピスはデンマーク語で「のみの市」。古書やアクセサリー、コーヒー、かばんなど多彩な商品を扱う店が立ち並ぶ。「スウェーデンでも同じようなことをやっている」と同国出身の留学生ボリス・ジョンソンさん(20)=上田市常田。知人の会社員水野祐紀さん(23)=同市上野=は「地元住民にとってはいいイベント。もっとやってほしい」と楽しんでいた。
18日は午前10時~午後3時に開く。