菅笠を手に踊りの練習をする住民ら=福岡さくら会館

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町流しの稽古に熱 福岡町つくりもんまつり

北日本新聞(2016年9月21日)

 高岡市福岡地域中心部で23、24日に開かれる「福岡町つくりもんまつり」で、フィナーレを飾る町流しの練習会が20日、同市福岡町福岡新の福岡さくら会館で始まり、地元住民ら約50人が熱心に稽古をした。

 踊りの講師の林光子さん、藤間舞寿さん、上見栄子さんが指導し、民謡踊りの「福岡つくりもん囃子(ばやし)」「越中菅笠(すげがさ)音頭」の2曲を練習した。つくりもん囃子ではうちわ、菅笠音頭では菅笠を手に、振り付けを確認した。林さんは「笠は肩の高さに合わせて」「あまり歩幅が大きくならないように」などとアドバイス。参加者は輪になり、音楽に合わせて踊った。

 福岡小学校5年生の八田芽依さん(11)は「楽しい。本番では間違えずに踊りたい」と意気込んだ。中国出身の会社員、陳静(チンセイ)さん(28)=福岡町上蓑=は、昨年のまつりで初めて町流しを見たという。「音楽や服が日本らしくて良いと思った。先生たちみたいにきれいに踊れるようになりたい」と笑顔で話した。

 町流しは24日午後7時半から、同地域の市街地や福岡駅前通りで繰り広げられる。つくりもんまつりは北日本新聞社共催。

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