来年のえと、酉の土鈴作りに励むとやま土人形伝承会のメンバー=富山市安養坊

来年のえと、酉の土鈴作りに励むとやま土人形伝承会のメンバー=富山市安養坊

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来年のえと・ニワトリの土鈴作り とやま土人形工房

北日本新聞(2016年9月29日)

 来年のえと「酉(とり)」にちなんだニワトリの土鈴(どれい)作りが、富山市安養坊のとやま土人形工房で本格化している。28日も、とやま土人形伝承会(長田みや子会長)の女性たちが一つ一つ丁寧に絵付けしていた。

 酉年の土人形は10種類あり、土鈴になっている。ニワトリは、地塗りの白地を生かし、伝統の手法を守りつつ新しいデザインを採用。女性たちは工夫した松竹梅の模様などを鮮やかに描き、素朴でぬくもりのある表情に仕上げた。

 長田会長は「酉年は福を取り込む年。幸せあふれる1年になってほしいと願いを込めた」と話した。価格は600~1000円。年内に3千個作る予定。工房では、絵付けも体験できる。

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