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日中韓3カ国が競演 10月1日から新潟で国際演劇祭

新潟日報(2016年9月29日)

 10月1日に新潟市で始まる日中韓3カ国の共同演劇祭「BeSeTo(ベセト)演劇祭 新潟」をめぐり、演劇祭の国際委員を担う金森穣(じょう)さん(41)と、新潟市中央区の小劇場「新潟古町えんとつシアター」を企画運営する支配人の逸見友哉さん(35)が28日、中央区の市民芸術文化会館(りゅーとぴあ)で対談した。

 演劇祭の実行委員会が主催した。金森さんはりゅーとぴあの専属ダンスカンパニー「Noism(ノイズム)」の芸術監督で、演劇祭のアーティスティック・ディレクター。逸見さんは演劇祭の副実行委員長を務める。

 金森さんは「生身の人間が同じ空間を共有することで生まれるシンパシーは舞台芸術の醍醐味(だいごみ)。言葉が分からないからこそ、身体と空間の表現を先入観なく楽しめる」とPR。逸見さんは「ちょっとした旅行気分を味わえると思う。地元の演劇人に体験してほしい。交流が生まれればもっと(活動が)楽しくなる」と呼び掛けた。

 「BeSeTo(ベセト)演劇祭 新潟」は10月15日まで。りゅーとぴあを会場に日中韓の劇団が4作品を上演する。

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