秋の城下町に光と遊ぶ空間が広がった。金沢市広坂周辺で6日、「金澤月見光路(こうろ)2016」の試験点灯が行われ、金沢工大の学生が制作した約150個の「あかりのオブジェ」に観光客らが引き寄せられた。
オブジェは、しいのき迎賓館、金沢21世紀美術館、石浦神社に設置された。布を通して虹色に変化する光が見えたり、長さ約4メートルの竹を組んだ作品に遊具のように乗れたりと、光と戯れられるオブジェに学生のアイデアが光った。点灯は7~9日の午後5時半から順次始まり、同10時までとなる。8、9日には金沢駅の鼓門で映像を投影するプロジェクションマッピング(北國新聞社後援)を行う。