15日の点灯式を前に行われた試験点灯=13日、上越市の上越妙高駅前

15日の点灯式を前に行われた試験点灯=13日、上越市の上越妙高駅前

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上越妙高駅前華やかに 15日からライトアップ

新潟日報(2016年10月14日)

 秋冬に上越妙高駅(上越市)を訪れる人を明るいイルミネーションで迎えようと、近隣の住民有志が15日から、駅前の街路樹を約8300個の発光ダイオード(LED)でライトアップする。13日に試験点灯した。企画から資金集めまで手弁当で行い、「駅前ににぎわいが生まれるまで、近くに住む人たちが力を合わせて盛り上げたい」と意気込んでいる。

 企画したのは、駅東口側の上越市大和2の住民でつくる「大和二丁目・上越妙高駅と共に歩む会」。2015年3月の北陸新幹線開業の際に、駅を訪れた人に甘酒などでもてなした人々を中心に結成され、会員は現在、約50人。

 歩む会は、開発が遅れている上越妙高駅前は冬場は寂しさが増すと感じ、ことし3月ごろから住民主導の盛り上げ策を協議。駅東口前にある15本の桜をLEDでライトアップし、華やかさを演出しようと計画した。

 「上越妙高駅 雪と光のページェント」と題したライトアップの費用は約230万円。市の地域活動支援事業を活用するほか、会員が市内の計87の企業・団体、個人から協賛・協力を取り付けた。

 歩む会代表の前川正治さん(67)は「独自のイベントは初めてだが、準備を通じて住民間の絆が深まるのを感じる。駅の利用客が明るい気持ちになれるもてなしにしたい」と話している。

 点灯式は15日午後4時から。地元アイドルのがんぎっこのライブや小学生によるマーチングバンドの演奏がある。ライトアップは来年2月28日まで毎日午後5時~11時。

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