高岡鋳物をテーマにした映画「デンサン」が14日、クランクアップした。鋳物師(いもじ)役で主演を務めたお笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣は「映画を通じて400年の伝統を持つ高岡は格好いいと思った。東京や大阪にない、個性を感じた」と振り返った。来年春の公開を予定している。
映像制作会社代表の金森正晃さん(高岡市横田本町)が脚本・監督を務め、9月6日にクランクインした。女優の山本真由美、俳優の渡辺哲、タレントのエハラマサヒロらが出演した。
この日は同市美幸町の竹平邸で、西野がヒロインの親友役のタレント、みひろを自宅に送り届ける場面を撮影。女優の月影瞳はみひろの母親役を演じた。
撮影後に金森さんから花束を贈られた西野は「幸せな時間を高岡で過ごせた。今では第二の故郷のように思っている」と話した。