激しく火の粉を噴き散らす仕掛け花火=15日午後7時25分、阿智村清内路下清内路

激しく火の粉を噴き散らす仕掛け花火=15日午後7時25分、阿智村清内路下清内路

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夜空を彩る手作り花火 阿智・下清内路

信濃毎日新聞(2016年10月16日)

 下伊那郡阿智村清内路の下清内路地区に約280年前から伝わる「手作り花火」(県無形民俗文化財)が15日夜、同地区の諏訪・建(たて)の両神社に奉納された。今年で発足50周年の地元住民有志でつくる「下清内路煙火有志会」が作った仕掛け花火で、火の粉を浴びる花火師たちの姿に、集まった観客が歓声を上げた。

 今年は4人が加わり男女計38人で9月上旬から準備。建物やちょうちんの明かりが消されると、花火師たちが「行くぞ」と声を上げ、神社の境内に張り巡らせた導火線に着火。火の粉が舞い、激しさを増すと、花火師たちが互いに肩を組み、足踏みしながら「オイサ」と声を掛けた。

 東京都清瀬市から初めて見物に訪れた会社員の山田晃司さん(48)は「打ち上げ花火しか見たことがなかったので新鮮だった。また見たい」。地元出身で飯田市の矢沢恵利加さん(35)は母親と訪れ、「幼いころから見慣れている花火ですが、季節の移り変わりを実感します」と話した。

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