射水市安吉(大門)のイタリア料理店ローズ・エ・ロメオが、イタリアサルーミ普及促進協会のコンクールで最優良レストランに選ばれた。
サルーミはハム、ソーセージ、サラミなどの総称。同協会が今夏に普及キャンペーンを実施し、日本から30店が参加した。同店はサルーミを使って、庄川のアユと合わせた包み焼き、射水産のモモを加えた冷製パスタなど地域の特色を打ち出したメニューを提供したことが評価された。
有名店が数多くエントリーしており、同協会から通知書を受けた同店シェフの村中勇治さん(47)は「びっくりした」と言う。来月、東京のイタリア大使館で表彰式があり、来年5月にミラノにある同協会に招かれる。「生産現場を見て回り、これからもサルーミを使った料理を提供していきたい」と話している。