思い思いに仮装し、長野市中央通りを歩く親子連れら=2015年10月

思い思いに仮装し、長野市中央通りを歩く親子連れら=2015年10月

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長野市街地で23日ハロウィーン 歩行者天国など拡大

信濃毎日新聞(2016年10月20日)

 長野市の中心市街地で23日、「ハロウィーンストリート in NAGANO」が開かれる。今年は、歩行者天国にする会場や仮装パレードの区間を延ばして規模を拡大。商店街にどんな店があるかを知ってもらい、催し後のにぎわいにもつなげようと、初めて各店舗でお菓子を振る舞う。

 今年で8回目。主催する実行委員会には昨年までの長野銀座、北石堂町の両商店街のほか、南石堂町、南千歳、末広町などの商店街も加わる。

 お菓子を振る舞う「トリック・オア・トリート」には5商店街の計44店舗が参加する。昨年は会場内に5カ所のブースを設け、実行委がお菓子を用意した。店舗の参加は数店のみだった。

 昨年も参加した北石堂町の文具店「文具の青山」は今回、昨年の1・5倍の300個のお菓子を用意。店長の青山祐子さん(61)は、善光寺御開帳があった昨年より今年は人通りが少ないと感じており、「商店街に来れば楽しいことをやっているという感覚が浸透すればいい」と話す。

 午前10時半、正午、午後1時半からの計3回、各店舗でお菓子を配る。県信用組合第2本店(新田町)前に設ける受付で参加費500円を払い、お菓子を入れるバッグを受け取る。各回、店のお菓子が無くなり次第終了。

 会場は昨年、従来のTOiGO(トイーゴ)広場から、中央通りのかるかや山前交差点までの約270メートル区間に広げたが、今回はさらに末広町交差点までの約550メートル区間に延ばす。仮装は、ステージで審査するコンテストが中心だったが、正午から約1キロのパレードを行い、長野駅前なども歩く。自由参加で、沿道の途中からでも加われる。

 他に、長野市出身のマジシャン、魔法使いアキットさんのショー、英会話教室の講師や外国人留学生を迎えた交流会などもある。実行委に加わる長野銀座商店街振興組合の太田耕一理事長(47)は「催しを通じ、日常的な街のにぎわいをつくりだせればいい」と話している。問い合わせは同組合(電話026・228・2827)へ。

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