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壁いっぱいに草間弥生さんの水玉 松本市美術館

信濃毎日新聞(2016年10月22日)

 松本市美術館正面入り口横のガラス壁面に21日、同市出身の前衛芸術家草間弥生さんの水玉模様が印象的な作品がお目見えした=写真。高さ14メートル、幅46メートルの壁に赤い丸などのシートを張り付けた大作「松本から未来へ」で、同日午前に作品の設置作業用の足場が外されると、訪れた市民や観光客が早速写真に収めていた。

 赤い水玉模様の右下に水玉模様の犬、左上には水玉模様のチョウをあしらった。チョウは、同館に既に設置されているチューリップを模した草間さん作の巨大な野外彫刻「幻の華」の周りを舞っているように見える。

 2018年夏ごろまで展示予定。12年に草間さんの特別展を開いた際にも飾ったが、長期間展示できるよう耐久性のある素材で作り直した。同館学芸員の渋田見彰さん(39)は「前庭の空間全体で草間さんの作品に親しんでもらえるのではないか」と話した。

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