冬季の金沢中心街を彩る恒例のイルミネーション「香林坊ツリーファンタジー」の試験点灯が25日、金沢市の香林坊交差点周辺で行われた。街路樹を包む発光ダイオード(LED)の青白い光が雪のきらめきを想起させ、まちなかに「冬近し」の気配が漂った。
国道157号の香林坊ラモーダ-香林坊交差点間では、約250メートルにわたり街路のケヤキ36本に計11万個のLEDが取り付けられた。日没とともにイルミネーションが浮かび上がると、足を止めて写真撮影する通行人の姿が多く見られた。
香林坊商店街振興組合や香林坊町会などでつくる実行委員会が企画し、今年で31年目となる。点灯期間は11月1日から来年2月中旬までとなっている。