秋の日差しが注ぐ乾燥棟でつるされたカキ=南砺市土生新

秋の日差しが注ぐ乾燥棟でつるされたカキ=南砺市土生新

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日差し浴びおいしく 福光特産干し柿

北日本新聞(2016年10月27日)

 南砺市福光地域で特産の干し柿作りが始まり、26日も生産農家では、カキが竹ざおにずらりとつるされ、秋らしい光景が見られた。
 
 同市土生新(はぶしん)の高瀬行雄さん(64)方では、1日当たり約1500個のカキを収穫し、干す作業を行っている。この日も家族3人でカキの皮をむいて竹ざおにつるし、乾燥棟の棚に並べた。乾燥や手もみ作業を繰り返し、25日間ほどかけて仕上げる。

 高瀬さんは「台風18号の影響で、カキの収穫量は例年より10~15%減りそうだが、いい干し柿を作りたい」と話した。店頭に並ぶのは12月上旬という。

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