長野市立博物館の特別展示で新たに並んだ国宝の古文書

長野市立博物館の特別展示で新たに並んだ国宝の古文書

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国宝など展示品一部新しく 長野「川中島の戦いと真田」展

信濃毎日新聞(2016年10月29日)

 長野市立博物館(小島田町)は、開催中の特別展示「川中島の戦いと真田」で一部展示を入れ替えた。現在の長野市豊野町辺りにあった太田荘にまつわる南北朝時代ごろの文書(横浜市・称名寺所蔵、金沢文庫保管)で、これまでとは別の国宝3点を含む史料計70点余を展示。30日まで。

 3点は今年国宝になったばかり。1343(康永2)年に信濃守護の小笠原貞宗から守護代に宛て、太田荘大蔵郷を実効支配していた島津氏らの濫妨(らんぼう)(略奪)をやめさせるよう命じた書状などだ。

 真田信幸書状(真田宝物館所蔵)は、信幸(信之)が重臣に宛てた書状。(出陣の際に軍勢をそろえる)武者ぞろえを命じられたので支度を調えるよう伝え、いつものように「あか武者」となり、指し物は「あかね」とすべしとした。同博物館によると、「真田の赤備え」を実証する唯一の文書とされる。1592(天正20)年5月、秀吉による朝鮮出兵に際して出陣を命じられた時のものとみられる。

 信幸の次男信政時代の17世紀中頃に描かれた沼田城絵図(国立公文書館所蔵)は重要文化財。川中島の戦いにまつわる史料は、ともに同館所蔵の武田信玄肖像画や幕末の川中島合戦記などがある。

 午前9時〜午後4時半。入館料は大人300円、高校生150円、小・中学生100円。問い合わせは、市立博物館(電話026・284・9011)へ。

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