くす玉を割り、エアソウル富山便の就航を祝った式典=富山空港

くす玉を割り、エアソウル富山便の就航を祝った式典=富山空港

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富山-ソウルLCC就航 来夏も週3便運航

北日本新聞(2016年11月1日)

 格安航空会社(LCC)エアソウルは31日、富山-ソウル(仁川(インチョン))便の運航をスタートさせた。初便で来県した柳(リュウ)光熙(グヮンヒ)社長は富山空港での就航式典後に県庁を訪れ、石井隆一知事に対し、計画が未定だった来年6~8月も週3便で運航する方針を伝えた。季節運航に対する懸念があったエアソウル富山便だが、これで来年は3月26日から11月下旬まで週3便(月、水、土曜)で継続することが決まった。 

 柳社長は「最初は週3便だが、増便も検討したい」と述べた。石井知事は乗客増に努める考えを示した上で、出発時刻を早めるよう要請した。

 柳社長は報道陣の取材に対しては、現状60%台の搭乗率が75%以上になれば、定期便化も検討できるとの見方を示した。

 エアソウルはアシアナ航空の子会社で、同社から富山便や広島便などを受け継いだ。富山便は31日から11月26日まで週3便(月、水、土曜)で運航し、ソウル発午後2時10分、折り返し便は午後5時に富山を出発する。利用者が少ない冬季(11月27日~来年3月25日)は運休する。

 富山空港での式典には寺林敏副知事、永原功富山空港国際路線利用促進協議会長、高木繁雄富山空港を発展させる会長ら40人が出席し、くす玉を割って就航を祝った。

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