金沢地方気象台は２日、白山で初冠雪を観測したと発表した。空気が澄み渡り、雪化粧した山頂付近からは加賀平野を一望する景色が広がった。
　初冠雪は記録が残る１９０２（明治３５）年以降で４番目に遅い観測となり、昨年より１９日遅く、平年より１６日遅かった。
　２日の石川県内は未明から朝にかけて放射冷却現象で冷え込み、最低気温は輪島市三井で０・９度、金沢で５・２度など全１１地点で今季最低を更新し、１２月上旬から中旬並みとなった。