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新潟県内の特産食材が一堂に 初の町村博覧会

新潟日報(2016年11月5日)

 新潟県内町村の特産品を味わい、購入できる「町村博覧会」が13日まで、弥彦村弥彦のヤホールで開かれている。見頃を迎える弥彦公園のもみじ谷や、弥彦神社境内で開催中の弥彦菊まつりに来た観光客らが立ち寄り、県内各地の魅力を楽しんでいる。

 主催の弥彦村が県内の全町村に呼び掛け、初めて開催した。弥彦村と定住自立圏構想を結ぶ燕市も協力し、計11市町村が参加する。

 弥彦村は来年3月、旧弥彦グランドホテル跡地に整備を進める「おもてなし広場」に地元食材などを扱う直売所をオープンさせる予定で、通年で直売所の品ぞろえを充実させるのが課題。他町村の特産品を扱うことも模索しており、村は町村博覧会を協力のきっかけにしたい考えだ。

 初日の3日は、出雲崎町と粟島浦村の海産物コーナーや、阿賀町の雪椿うどんに人気が集まった。弥彦村や津南町など5市町村のご当地キャラクターが会場を盛り上げたほか、参加自治体の食材を使った「ふるまい鍋」250食が無料で配られ、参加者は笑顔で食べていた。ふるまい鍋は土、日曜の正午から配る予定で、メニューは日替わり。

 5日は、弥彦村の特別栽培米「伊弥彦米(いやひこまい)」の塩むすびを正午から先着100人に無料配布する。2個入りで、笹川流れの藻塩と交流を進めるモンゴルの岩塩を使い分けているという。

 家族4人で来た新潟市東区の会社員(38)は「つみれの入ったふるまい鍋はおいしかった。干した竹の子など、見かけない食材も売られていて楽しめた」と笑顔だった。

 各自治体の出店は、日によって異なる。問い合わせは弥彦村観光商工課、0256(94)1025。

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