常設展示している草間さんの作品を見る来場者=10日、松本市美術館

常設展示している草間さんの作品を見る来場者=10日、松本市美術館

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草間弥生さん常設展、盛況 文化勲章決定後の松本市美術館

信濃毎日新聞(2016年11月11日)

 松本市出身の前衛芸術家、草間弥生さん(87)の文化勲章受章が決まった10月下旬以降、草間さんの作品を常設展示している同市美術館の来館者が増えている。美術館によると、受章決定翌日以降の1週間の常設展示観覧者は1890人で、直前3週間(展示替えによる閉鎖期間などを除く)の週平均観覧者の約1・3倍。その後も同様の傾向が続いており、10日も多くの観光客が訪れていた。

 美術館は草間さんの作品約350点を所蔵。常設展示は不定期に入れ替え、現在は水玉模様のカボチャや松本時代の作品など28点が並ぶ。

 美術館によると、受章が決まった10月28日まで1週間の常設展示観覧者は1365人。展示替えによる閉鎖期間と連休を除いたその前2週間はそれぞれ1579人、1398人だった。例年9月以降は観覧者が伸びない時期というが、今年は増加に転じ、美術館は「受章がきっかけになっている」とみる。

 また、草間さんの関連グッズ分が4割強を占めるという館内のミュージアムショップの売り上げも増加傾向。受章決定翌日からの1週間の売り上げは、直前1週間の約1・6倍に伸びたという。

 美術館では、昨年度新たに収蔵された作品を公開する「おひろめ展」も12月25日まで開催中。草間さんが昨年初めて制作した浮世絵版画9点が見られる。

 10日に東京都町田市から家族旅行で訪れた久保田弘子さん(43)は「(草間さんは)長く活躍されており素晴らしい。実物はやはり迫力がある」と話していた。

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