内人から福井県坂井市指定の天然記念物「タブの木」について説明を聞く園児=11日、坂井市丸岡町霞町1丁目

内人から福井県坂井市指定の天然記念物「タブの木」について説明を聞く園児=11日、坂井市丸岡町霞町1丁目

福井県 あわら・坂井

丸岡城下観光任せて 案内人サービス12日から開始、坂井市

福井新聞(2016年11月12日)

 福井県坂井市の丸岡城下町散策をガイドする「丸岡城下町食べ・見て歩き案内人(コンシェルジュ)」のサービスが12日から始まる。北陸新幹線の県内延伸を見据え、官民でつくる協議会が丸岡城観光の強化を目指す。11日は地元園児を招いたデモツアーを開き、城郭の痕跡などを説明した。

 丸岡城を訪れる観光客には、2012年に発足した丸岡観光ボランティアガイド協会が天守の特徴などを説明している。一方で城下町散策のガイドはこれまでなかった。

 「案内人」は、「丸岡城下町食べ・見て歩き促進協議会」が観光客を城下へ誘導する対策として取り組む。丸岡城を起点とする、約1キロの「タブの木コース」(所要時間約45分)と約2キロの「寺町コース」(同75分)を設定。新たに発足した「丸岡まち歩きガイドの会」のボランティア10人が、歴代藩主の菩提(ぼだい)寺や城門があった場所などを案内する。

 11日はお天守前公園で記念セレモニーがあり、同促進協議会の岩田龍見会長が「散策コースを全国に発信し、北陸新幹線福井開業後のおもてなしに備えたい」とあいさつした。その後、緑幼稚園の園児24人が「タブの木コース」の一部を案内人らと一緒に歩いた。

 越前織工場や新町通り商店街などを散策する途中、田島川が丸岡城の外堀だったことや、福井震災の被害を免れた市指定天然記念物の「タブの木」、かつて映画館があった場所などについて説明を受けた。案内人の1人渡辺隆さんは「福井震災のため城下町の雰囲気はなくなっていて、語り部としての力量が問われる。少しでも丸岡のことを知ってもらえれば」と話していた。

 ガイドは1回1500円で最大15人まで。予約が必要。申し込みは霞ケ城公園事務所=電話0776(66)0303。

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