松本市の自然や名所を楽しみながら歩く「松本城ウオーク」（松本市、松本観光コンベンション協会、信濃毎日新聞社など主催）が１２日、２日間の日程で始まった。初日は県内外から約４５０人が参加。松本城公園を発着点に、木々が色づく松本のまちを思い思いに巡り歩いた。

　３回目の今年は、２日間で７コースを用意。地図を頼りに、途中の史跡などに設けた「印所（いんどころ）」で「印判（いんばん）」を集めながら歩く趣向にした。参加者は午前９時に同公園を出発。家族４人で７キロのコースに参加した同市の会社員横山祥一さん（４４）は「名所を見て歩き、地元の良さを再発見したい」と話していた。

　１３日は同市内の歴史探訪をテーマに、深志神社などを巡る１８キロと１０キロと５キロ、美ケ原温泉で入浴する１３キロのコースを設定。いずれも午前９時に松本城公園を出発する。当日参加（１日２千円、高校生以下無料）も、公園内の本部で受け付ける。