ロビーの前で「ねこ」を選ぶ宿泊客

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長野県 木曽路 特産

「ねこ」の貸し出し好評 南木曽のホテル、特産品アピール

信濃毎日新聞(2016年11月17日)

 木曽郡南木曽町吾妻のホテル木曽路が、地元伝統の防寒着「ねこ」を、ホテルの利用者に貸し出し、好評を得ている。町の特産品をアピールする狙いで、寒くなり始めた今月から提供を始め、女性を中心に人気。浴衣の上にねこを羽織って館内を抜けだし、古い街並みが残る妻籠宿を歩く観光客もいるという。

 ねこは、はんてんに似ているが、袖がなく動きやすいのが特徴。同ホテルでは従業員も寒くなるとスーツなどの下に着込む人もいるというほど、地元ではなじみだ。

 貸し出し用のねこは、「町ねこ製作組合」の地元女性たちが手作りした品で、さまざまな柄の女性用、男性用、子ども用の3種類を合わせて25着ほど、ロビー前に置いている。冷え込む日などは品切れになることもあるという。

 民生児童委員の仲間と共に奈良市から宿泊に訪れた浦西照代さん(67)は「地元にも昔、似たような物があり懐かしい。シックな色合いのものがいい」と話しながら選ぶのを楽しんでいた。

 貸し出しサービスは昨年から始め、販売用も置いている。同ホテル経営管理部長の稲垣裕喜さんは「借りて着ているうちに気に入って、お土産用に買い求める人も結構います」と話している。

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