17日に南砺市平地域の世界遺産・相倉合掌造り集落で始まる「冬支度ライトアップ」の試験点灯が16日、現地であり、雪囲いが始まった集落の合掌家屋が幻想的に照らし出された。
集落では「オオダレ」と呼ばれるススキを編んだ幕などで家屋の周りを覆う雪囲いが一部で行われており、今後本格化する。ライトアップは20日までの4日間で、午後5時ごろから午後9時まで、21棟をライトで照らす。
期間中の午前9時から午後4時には、家屋の雪囲い作業を体験できる。体験料は1人500円。18~20日の午後7時半からは特設舞台での民謡ライブもある。問い合わせは同集落保存財団、電話0763(66)2123。