19、20日の本番を控え試運転するSL=15日、津南町の津南駅付近

19、20日の本番を控え試運転するSL=15日、津南町の津南駅付近

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長岡-飯山駅間 飯山線19、20日SL運行

新潟日報(2016年11月17日)

 19、20日の飯山線を中心とした長岡-飯山駅(長野県)間約100キロの蒸気機関車(SL)運行を控え、沿線地域では歓迎ムードが高まっている。十日町-飯山駅間では44年ぶりの勇姿披露となる。両日は、十日町市などでつくる実行委員会が到着に合わせ十日町駅で地酒を振る舞うなどしてもてなす。署名活動などでSL運行を要望してきた市民グループは、沿線活性化につながることを期待。写真展を開くなど「定期運行してもらえるよう盛り上げたい」と意気込む。

 飯山線のSL運行は、2012年に長岡-十日町駅間で40年ぶりに実現した。同年発足した「飯山線SL運行を応援する市民の会」は「1度だけでは意味がない」と署名活動を展開。「飯山まで走ってこそ飯山線」との思いもあり、距離を伸ばし継続して運行してもらえるよう約8千人分の署名を集め13年、十日町市とJR東日本に提出した。

 以後も市民の会は、市民レベルで機運を盛り上げようと定期的に情報交換したり、イベントでミニSLを運行したりしてPRに努めている。昨年には長野県飯山市でも同名の会が発足し活動の輪が広がった。

 木村喜郎会長はSLを「人間くさい」と表現し、魅力を「音、におい、熱さなど五感を揺るがす感じ」と話す。ノスタルジーと新鮮さが同居するSLは、子どもからお年寄りまで幅広い年代で受け入れられるとし、運行を契機に「やれる人がやれることを少しずつでもやれば、地域が変わってくるのでは」と沿線活性化の起爆剤として期待する。

 12年の運行を「感動的だった。うれしくてしょうがなかった」と喜ぶ木村会長。4年ぶりの実現を前にした試運転でも、SLに手を振ったりカメラを構えたりする人たちの姿が各地で見られた。「定期運行を目指し、次にステップアップするための応援をしてくれる人がいたら協力をお願いしたい」と呼び掛けている。

 市民の会ではSL運行を記念し写真展を開催中。十日町市本町6のクロス10では22日まで、同市西本町2の十日町情報館では20日まで。問い合わせは春日さん、025(757)9262。

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