福井県南越前町の今庄365スキー場で25日、今シーズン中の無事故を祈る祈願祭が行われた。初心者向けのコースを人工造雪機で整備し、26日に北陸・関西圏で最も早く営業を始める。
全国各地でスキー場を運営するマックアース(兵庫県)が4月から指定管理している。初心者向けの「センターゲレンデ」から最大斜度33度の「チャレンジコース」まで8コースあり、今季からスノーボーダーはチャレンジコース以外を全日楽しめる。ボードパークも新設。土曜・祝前日には、午後11時までのナイター営業を始める(12月24日から)。
祈願祭には、同社の一ノ本達己代表取締役や川野順万町長ら約40人が出席。神事の後、一ノ本代表取締役が「町の大切なスキー場を守り、価値を高められるよう頑張りたい」とあいさつした。
現在は、センターゲレンデの全長750メートル、幅6・5メートルが整備されている。デモンストレーション滑走では、同スキー場内に新規開校した「日本スノーボードアカデミー今庄校」や県スキー学校の関係者が初滑りした。引き続き、センターゲレンデを中心に人工造雪機で整備する。
問い合わせは、同スキー場=電話0778(45)1115、テレホンサービスは電話0778(45)8033。