県内１７ワイナリーの約７０銘柄を一堂に集めたイベント「ＮＡＧＡＮＯＷＩＮＥフェスタ」が２７日、名古屋市の円頓寺（えんどうじ）商店街で開かれた。産地ごとのブースで各ワイナリーのグラスワインを味わえる催しで、市内などから訪れた愛飲家らが、飲み比べを楽しんでいた＝写真。

　会場には、飯田産のみそを使ったローストビーフなど、ワインに合った料理を出すブースも並んだ。塩尻市は特産の鶏肉料理「山賊焼き」を販売。知り合い３人と訪れた市内の会社員後藤昌子さん（３７）は山賊焼きを頬張りながら、「赤ワインとよく合う。信州産ワインもおいしくなっている」と話していた。

　イベントは、市内のワインショップや飲食店経営者らの実行委員会が主催した。生産者と消費者の「顔が見える関係」づくりを目指しており、今年で２回目。昨年は別の地下街で行ったが人出が多かったため、より広い商店街に会場を移した。