湯之谷芋川の奥只見丸山スキー場で２５日、今シーズンの無事故を祈る安全祈願祭が開かれた。当初は２６日のオープンを予定していたが、雪が少なく延期。関係者は無事故と共に早めの降雪を祈った。

　同スキー場は例年、１１月末から１２月上旬にかけオープン。厳冬期はいったん営業を中断し、早春に再開する。今シーズンは前期の営業を来年１月３日まで、後期は３月１８日から５月中旬までと見込む。

　スキー場内の体育館で開かれた安全祈願祭には小幡誠副市長ら関係者約４０人が出席。スキー場を運営する奥只見観光の石川淳取締役は「ことしはカメムシが多いと聞き、雪が多い兆候と期待している。初心者が遊べる場所を充実させたので、多くの人に楽しんでほしい」とＰＲした。