NPOのメンバーらに事業概要を説明する大島さん(左)

NPOのメンバーらに事業概要を説明する大島さん(左)

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金屋町独自のビールを 高岡で工房準備

北日本新聞(2016年11月30日)

 神奈川県海老名市の大島紀明さん(38)は、高岡鋳物発祥地である高岡市金屋町で、クラフトビールを製造販売する工房の開設準備を進めている。2018年春のオープンを目指しており、「伝統ある手仕事の町でこだわりのビールを造りたい」と話している。(高岡支社編集部・熊谷浩二)

 クラフトビールは、小規模な生産者が造る個性的なビール。「地ビール」や「ご当地ビール」と同じもので、多彩な味と香りが若者を中心に人気を集めている。

 大島さんは大手自動車メーカーの元エンジニアで、米国赴任中にクラフトビールと出合い、味の多様性に魅了された。帰国後、「より消費者の近くでものづくりをしたい」とビール職人への転職を決意。今年夏に退職し、現在は栃木県のビール工房で修業している。

 独立先として首都圏か地方か悩んだ末、妻が金屋町出身だったことから高岡へのIターンを決めた。工房の開設場所は、金屋町の空き家情報を取りまとめるNPO法人金屋町元気プロジェクトに相談し、石畳の通りに面した物件で調整している。

 21日は同NPOのメンバーらを金屋町のフリースペースおおてらハウスに招き、事業概要の説明会を開いた。醸造所に飲食店を併設することや、伝統産業とコラボした商品開発に取り組む考えを示し、「全国のビール好きを高岡に呼び込みたい」と話した。

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