ニワトリをデザインした和紙タペストリーを作るブルースタールさん(右)ら=五箇山和紙の里

ニワトリをデザインした和紙タペストリーを作るブルースタールさん(右)ら=五箇山和紙の里

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新年へ和紙タペストリー作り 五箇山和紙の里

北日本新聞(2016年12月1日)

 来年のえとの酉(とり)にちなみ、南砺市東中江(平)の五箇山和紙の里はニワトリをデザインした手染めの和紙タペストリーを作っている。2羽が仲良く向かい合う姿を描き、新たな年も家族が幸せで平和な年になるようにとの願いを込めた。

 多摩美術大出の職員、ブルースタール・コーディリアさん(24)がデザインを担当。2羽のニワトリに松の実を配し、作物が豊富に実るようにとの思いも表した。

 和紙原料コウゾの繊維をすき込んだ雲龍紙に、いくつもの型紙を使う型染めの手法で8色の顔料を色付け。一枚一枚、丁寧な手仕事で仕上げている。

 タペストリーは縦105センチ、横35センチで1枚4100円。問い合わせは五箇山和紙の里、電話0763(66)2223。

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