朝日町横水の交流体験施設・なないろKANで、来年の干支(えと)「酉(とり)」をかたどったガラスの置物作りが行われている。2日も作家たちがガラスを加工し、透明感のあるニワトリの置物に仕上げた。
同施設の硝子(ガラス)工房長・鈴木俊也さん(29)と妻の明日美さん(32)が夏場からニワトリの置物20種類と鏡餅の置物2種類を制作。この日も熱したガラスを大型のピンセットやはさみを使ってニワトリの形に整え、赤いガラスのとさかを付けた。
作品は同施設で販売されており、値段は4千~10万円。鈴木さん夫妻は「きらきらしたガラスのニワトリを飾って、幸運をトリ込んでほしいですね」と話していた。