開花した「竜石のツバキ」=兼六園

開花した「竜石のツバキ」=兼六園

石川県 金沢市周辺 花・紅葉

竜石のツバキ開花 「大雪」の兼六園

北國新聞(2016年12月8日)

 降雪が本格化するころとされる二十四節気の一つ「大雪(たいせつ)」の7日、石川県内は雨雲が日差しを遮り、日中の最高気温が輪島で1月上旬並みの7・0度となったほか、金沢で9・9度となるなど、全観測地点で平年を下回った。兼六園では「竜石(りゅうせき)のツバキ」が開花し、冬の冷気にさらされながら凛とした美をたたえている。

 竜石のツバキは、竜が口を開けた姿に見える名石のそばに植わっていることから名付けられ、6枚の薄紅の花弁に白い斑(ふ)が入っているのが特徴となっている。

 県金沢城・兼六園管理事務所によると、今年は例年より少し早く先月末ごろから咲き始めており、花は来年3月ごろまで楽しめるという。

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