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「うなぎのまち」岡谷を都内で売り込み かば焼きのたれおはぎ試食

信濃毎日新聞(2016年12月10日)

 「うなぎのまち」をPRしている岡谷市のうなぎ店などでつくる「うなぎのまち岡谷の会」や市は9日、都内にある県の情報発信拠点「銀座NAGANO」で試食イベントを開いた。1996年12月19日に発足した同会の20周年記念事業で、都内でイベントを開くのは初めて。銀座を訪れた買い物客らが立ち寄り、香ばしい岡谷の味を楽しんだ。

 うなぎのまち岡谷の会は、毎年1〜2月の「寒の土用丑(うし)の日」に合わせ、脂が乗ったウナギをアピールしている。記念事業としては、5月にうなぎ店が多いさいたま市でイベントに出店したほか、来年1月には静岡県三島市でのイベントに参加する予定だ。

 この日は、同会加盟の岡谷市内5店が仕上げたかば焼きや諏訪湖産のワカサギの唐揚げ、かば焼きのたれを使ったおはぎの試作品のセット計150食を用意。「寒の土用丑の日を知っているか」「岡谷を知っているか」などのアンケートもした。先着100人に岡谷市のうなぎ店で使える千円分の特典カードを贈った。

 会場でかば焼きの準備などに追われた会長の今野利明さん(48)は「信州が好きな人に多く訪れてもらった。岡谷の名前と味を伝えることはできたのではないか」と、手応えを得たようだった。

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