黒瀬谷地区のブドウを使って造られたワイン

黒瀬谷地区のブドウを使って造られたワイン

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"幻のワイン"12日から販売 八尾の農家とJAあおば

北日本新聞(2016年12月10日)

 富山市八尾町黒瀬谷地区で生産されたブドウを使った白ワイン「ボン・クレールN36度」が完成した。農家の高齢化で増産が難しく、リピーターが多いこともあり、希少な"幻のワイン"となっている。12日から販売を始める。

 黒瀬谷地区では現在、農家10軒がハウスで高級ブドウ「マスカット・オブ・アレキサンドリア」を栽培している。毎年、JAあおばと協力してワインを造っている。

 銘柄の「ボン・クレール」はフランス語で「心地よい光」を意味し、「N36度」は黒瀬谷地区が、世界のワイン名産地が多い北緯36度線上にあることから名付けた。甘めで香りが良く、女性に人気が高いという。今年は約1300本を製造。天候に恵まれ、酸味と甘みのバランスがいいという。

 ワインは、JAあおばの各営農経済センターや、同JA直売所の「ほほえみ館」と「みのり館」、八尾地域の酒販店で取り扱う。11日には黒瀬谷交流センター喜楽里館でも販売する。

 価格は、720ミリリットル入りのボトル1本2500円。問い合わせは同JA八尾営農経済センター、電話076(455)3277。

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