今年のリオデジャネイロ五輪で、多くの日本選手が活躍した。そんな選手たちを何度も現地で応援してきたのが「オリンピックおじさん」こと、山田直稔(なおとし)さん(90)=南砺市井波地域出身=。その応援ぶりを紹介する展示場が12日、いなみ木彫りの里創遊館にオープンした。
山田さんは1964年の東京から今年のリオまでの夏季五輪全14回を、現地で観戦してきた。展示場には柔道の山下泰裕選手や競泳の岩崎恭子選手らのサインを集めた大会ごとの応援旗や、記念写真、大会記念メダルなどが飾られている。
開設式には山田さんの親族や関係者ら50人が集まった。羽織はかまに金色のシルクハットというおなじみの衣装を着て、「応援副団長」の石川恭子さんと一緒に登場した山田さんは「次の東京五輪も何が何でも応援に行きたい」と元気に話した。