観光まちづくり会社「WAKUWAKUやまのうち」(下高井郡山ノ内町)は、山ノ内町平穏の湯田中温泉街にある直営カフェ「CHAMISE(チャミセ)」で、夜間に日本酒が飲める「SAKEbar〜田(デン)〜」の営業を冬季限定で始めた。外国人観光客が増える冬季の夜間営業をバーに転換し、日本酒に関心を寄せる外国人の需要をつかむ。
バーでは北信地方の酒蔵を中心に日本酒約20種類が飲める。町内産リンゴを使ったカクテルなどをバーテンダーが作って販売。バー営業は来年3月までの予定で、午後5〜12時(月、火、水曜定休)。昼間のカフェは午後1〜5時(月曜定休)。
このほか、湯田中温泉街にある近くの直営飲食店「HAKKO(ハッコー)」のオフィス兼倉庫を改修し、大きなテーブルを設置=写真。外国人観光客や住民らが同じテーブルを囲んで食事を楽しめるようにした。ランチは午前11時〜午後3時、ディナーは午後5〜11時。月曜定休。
同社は「インバウンド需要を取り込み、地域のさらなる活性化につなげたい」としている。