練習に励む「合唱団おおさわの」の団員=富山市大沢野文化会館

練習に励む「合唱団おおさわの」の団員=富山市大沢野文化会館

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心に響く最後の歌声を 17日、おおさわの音楽祭

北日本新聞(2016年12月14日)

 おおさわの音楽祭が17日、富山市大沢野文化会館(同市高内)で開く第31回をもって30年の歴史に幕を下ろす。同会館が来年3月末に閉館するためだ。出演団体は最後のステージを盛り上げようと演奏に磨きを掛けている。

 おおさわの音楽祭は、1986年に旧大沢野町の有志が若手演奏家や一般の音楽愛好家を育もうと始めた。同会館を会場に年1回のペースで開いた。

 同会館を拠点とし、昨年に結成30周年を迎えた女声コーラスの合唱団おおさわのは、数年ぶりに音楽祭に出演する。代表の牧野典子さん(57)=富山市下大久保(大沢野)=は「合唱団は音楽祭と共に成長してきた。最後にふさわしいきれいなハーモニーを響かせたい」と話す。

 本番では団員20人が「ロマンチストの豚」や「ひばり」を披露する。「糸」に合わせ、これまでの音楽祭の写真をスクリーンに映し、歩みを振り返るプログラムも考えた。

 音楽祭には富山市の男声合唱団「K&クルー」と女声コーラスの「海の日合唱団」、大沢野中学校の合唱部と吹奏楽部が登場する。同会館自主事業実行委員会(委員長・清水玲子館長)が主催する。午後1時半開演。入場無料。

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