水仙娘(左)が水仙を配った前回の水仙まつり=越前町厨の道の駅「越前」

水仙娘(左)が水仙を配った前回の水仙まつり=越前町厨の道の駅「越前」

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越前海岸彩る水仙、海の幸堪能を 例年より1カ月早く祭り

福井新聞(2016年12月15日)

 冬の越前海岸を華やかに彩る「第42回水仙まつり」(越前海岸観光協会連合会、福井新聞社主催)が17日、福井県南越前町河野の河野シーサイドパークで開幕する。来年1月23日まで、同町と越前町の各会場で水仙配布や海産物販売、スタンプラリーなど多彩なイベントが繰り広げられる。

 水仙は温暖化により開花時期が早まっており、今年のまつりは例年より約1カ月早い開幕。花の見頃は12月下旬からとみられ、同連合会事務局は「水仙と趣向を凝らしたイベントを楽しんで」と来場を呼び掛けている。期間中の主なイベントは次の通り。

 ■荒波フェスタ
(17、18日 南越前町)
 南越前町の河野シーサイドパークで午前10時~午後4時。17日午前10時半から会場周辺でオープニングの餅まきがある。18日は午前10時半から200人に餅を配る。水仙娘による水仙の無料配布は、両日とも午前11時半と午後2時の2回で、それぞれ先着200人にプレゼントする。セイコガニ1匹が入ったカニ鍋は1杯300円で1日500杯販売。革細工のクラフトや紙すきなどができる体験コーナーを初めて設ける。

 ■水仙・カニフェア
(1月14、15日 越前町)
 越前町厨(くりや)の道の駅「越前」駐車場で午前10時~午後4時。越前水仙のプレゼントは午前10時半、午後1時、同3時半で、それぞれ先着200人に配る。越前がにや甘エビなどが当たるビンゴ大会は正午、午後3時から。買い物千円ごとにビンゴカードを1枚もらえる。越前水仙など特産品即売のほか、会場で購入した干物を自分で焼ける炭火焼コーナーもある。

 ■水仙いけ花展
(1月20~23日 福井市)
 福井新聞社本社のエントランスロビーに、県華道協会加盟10流派の水仙を題材にした作品が並ぶ。

 【問い合わせ】南越前町河野観光協会=電話0778(48)2240。越前町観光連盟=電話0778(37)1234。

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