県内で来年1、2月に開かれる第72回国民体育大会冬季大会「ながの銀嶺国体」のPRイベントが17日、長野市のJR長野駅コンコースで開かれた。1998年長野冬季五輪からフリースタイルスキー女子モーグルで5大会連続入賞した上村愛子さん(37)=東京=が、冬季国体の見どころや冬季スポーツの魅力を語るトークショーがあった。
冬季国体に出場経験がある上村さんは「国体はいろいろな世代の人が参加するのが魅力」と強調。選手と観客の距離が近く、スキーのエッジが雪を削る音を間近に聞くことができるなど臨場感が楽しめるとし、「選手は見られる方が良く滑れる。見て楽しんで、選手の背中も押してあげて」と呼び掛けた。
PRイベントは18日にも午後1時半から同市北長池のエムウェーブで開き、長野五輪スピードスケート男子500メートル金メダリストの清水宏保さん(42)のトークショーがある。