ご当地キャラクターが交流するイベントで、「出世法師直虎ちゃん」(中央)に信州産リンゴを贈る「真田幸丸」。右は「出世大名家康くん」。

ご当地キャラクターが交流するイベントで、「出世法師直虎ちゃん」(中央)に信州産リンゴを贈る「真田幸丸」。右は「出世大名家康くん」。

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大河ドラマバトンタッチ ご当地キャラ、上田で催し

信濃毎日新聞(2016年12月19日)

 戦国武将・真田信繁(幸村)の生涯を描いたNHK大河ドラマ「真田丸」の最終回が放送された18日、信繁ゆかりの上田市で、信繁がモデルのご当地キャラクター「真田幸丸」と、来年の大河ドラマ「おんな城主直虎」の主人公、井伊直虎の「生まれ変わり」という浜松市のキャラクター「出世法師直虎ちゃん」が交流するイベントがあった。

 幸丸を公認キャラクターとしている「うえだ原町一番街商店会」などが、ご当地キャラ同士でエールを交換しようと企画。真田家と井伊家のそれぞれの赤い甲冑(かっちゅう)にちなみ、幸丸は赤いリンゴ、直虎ちゃんは浜松市の特産品のキンメダイを相手に贈った。

 同じく浜松市のマスコットキャラクターで「徳川家康の生まれ変わり」とされる「出世大名家康くん」も登場。真田丸の最終回は信繁と家康の決戦が描かれることもあり、司会者が「よく(上田に)来られたよね」と突き放すように話して笑いを誘うと、会場は大いに盛り上がった。

 真田丸の出演者が撮影の舞台裏などを語るイベントを見るために訪れたという札幌市の大学4年生小杉宇海(うみ)さん(22)は「来年の『直虎』も見ます」と期待していた。

 この日は、真田丸で時代考証を担当した黒田基樹さん、丸島和洋さん、平山優さんの3人を講師に招いたシンポジウムも上田市の真田中央公民館であり、約400人が訪れた。

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