JR飯山駅(飯山市)に大きなクリスマスツリーが飾られ、利用者らを華やかな雰囲気で迎えている。地元の飯山市立あきは保育園の園児たちが飾り付けを手伝った。
ツリーは高さ約3メートル。駅1階にある飯山駅観光交流センターを運営する信州いいやま観光局が用意し、駅の玄関口「千曲川口広場」に設置した。北陸新幹線(長野経由)金沢延伸に伴い、JR飯山線飯山駅が新幹線飯山駅に移転統合された2014年11月に始め、今年で3年目。園児たちは昨年から飾り付けに参加している。
今年も11月下旬に園児たち約20人が飾り付けを手伝った。脚立に上がった園児は観光交流センターの職員に支えられながら、ブドウの形の飾りなどをツリーに取り付けた。
園児たちは日頃散歩で駅を通ることもあり、自分たちが飾り付けたツリーも見に来ている。このほど訪れた園児たちは全員で「優しいサンタさんが来てくれますように」と駅構内に響く声で願い事をした。ツリーは25日まで置いている。