下伊那郡喬木村の農産物加工・製造会社「小池手造り農産加工所」が、地元産の野菜や果物たっぷりのスムージーを開発した。果物ベースと野菜ベースの2種類。野菜が苦手な子どもでも口に入れやすく、料理にも取り入れやすい「お母さんの味方」とPRしている。
地元の特産品をそのまま食べられて、多くの栄養を取ることができる加工品―をコンセプトに開発した。果物ベースはブルーベリー、リンゴ、ムラサキイモなどが原料で、糖度は15度。野菜ベースはトマト、ニンジン、タマネギ、イチゴなどで糖度は10度。ミキサーでペースト状にした材料に隠し味でウメのエキスも加えた。
控えめな甘みと酸味のバランスが良く、ヨーグルトなどのトッピングにも合うという。同社取締役の小池知三さん(60)は「小さいお子さんからお年寄りまで幅広い年齢の方に楽しんでいただきたい」と話している。
1瓶180ミリリットル入りで税抜き360円。来年1月中旬に上下伊那地方の直売所で販売予定。問い合わせは同社(電話0265・33・3323)へ。