錦鯉が描かれた小千谷市のマンホールカードの表(左)と裏

錦鯉が描かれた小千谷市のマンホールカードの表(左)と裏

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錦鯉のマンホールカード 予想以上の人気で誘客期待

新潟日報(2016年12月21日)

 全国各地のマンホールのふたをデザインした「マンホールカード」に、錦鯉が描かれた小千谷市のふたが採用され、市がカードを無料配布している。「市の魚」の錦鯉をPRするのが狙い。カードは市内の配布場所を訪れないと入手できないルールで、市は「観光客の増加にもつなげたい」と期待している。

◎市が配布、観光客増を期待

 カードは縦8・8センチ、横6・3センチで、マンホールメーカーなどでつくる下水道広報プラットホーム(事務局・東京)が、下水道への関心を高めようと企画。

 発行を希望する自治体を募り、ことし4月、8月、12月の3回にわたり全国120種類がお目見えした。県内では、萬代橋をデザインした新潟市のカードに続いて2例目。

 小千谷市のカードとなったマンホールのふたは、1991年、本町2の本町商店街アーケードに15カ所設置されたもの。「紅白」という品種の3匹が泳いでいる姿がカラーで描かれている。裏面にはデザインの由来を紹介し、錦鯉の写真もあしらった。

 4千枚を発行し、費用は7万5600円。年末年始を除き、平日は市ガス水道局、土日祝日は観光施設「錦鯉の里」で1人1枚、無料配布している。県内のほか、埼玉県や金沢市からカードを求める人が訪れているという。

 市は「カードのコレクターもいて、予想以上に反響が大きい。カードをもらいに来たついでに、市内の観光施設や飲食店にも立ち寄ってほしい」としている。

 問い合わせは市ガス水道局、0258(82)4115。

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