諏訪市郊外にある市営霧ケ峰スキー場が23日、今季の営業を始めた。この冬は冷え込みが弱く、人工降雪機で整えたゲレンデは全長約300メートル、幅約20メートル、積雪約20センチだったが、子どもたちが早速訪れ、勢い良く滑っていた。
リフトが動きだすと、スキーヤーが次々とゲレンデに繰り出した。強風で横なぐりの雪となり、目の前が見えにくくなることもあった。
オープニングセレモニーには地元の自治会役員ら約70人が参加。金子ゆかり市長は、前日に雨が降ったにもかかわらずオープンできたことに「ほっとした」とし、「設備老朽化など課題もあるが、市民と一緒に、にぎわいに向け活路を見いだしたい」と述べた。