北安曇郡白馬村や同郡小谷村、大町市などでつくる北アルプス3市村観光連絡会は23日、冬季の夜間シャトルバス「元気号」の運行を始めた=写真。白馬村のスキー場エリアを巡るほか、小谷村や大町市との間を行き来できる。25日までは乗務員がサンタクロース姿で乗客にメッセージカードを渡して歓迎する。
白馬村に滞在する外国人が外食で移動する際に使っている。路線は全部で4本あり、「大町線」と「小谷線」は昨年新たに加わった。運賃は1回300円(大町線は500円)。6歳未満は無料。
23日夜は雪が降りしきる中、最初の便が和田野地区のホテルを出発。バスの運行会社社長の遠藤孝さん(42)は「今季も白馬ならではの温かいもてなしでお客さんを迎えたい」と話した。
今季は来年2月28日まで毎日運行する。大町線のみ今月31日と元日に休む。元日からの3日間も正月にちなんだプレゼントを配る。問い合わせは白馬村観光局(電話0261・72・7100)へ。