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「真田丸」の余韻で松代PR 長野駅前の六文銭ちょうちん

信濃毎日新聞(2016年12月27日)

 長野市は26日、JR長野駅善光寺口に掲げている真田家の家紋「六文銭」の大型ちょうちん9基=写真=について、来年3月まで設置を続ける方針を明らかにした。NHK大河ドラマ「真田丸」は終了したが、引き続き真田ゆかりの同市松代地区をPRし、誘客を図る。その後、12基の新たなちょうちんに付け替える方針で、同日、寄付の募集を始めた。

 ちょうちんには真田丸の公式ロゴと六文銭をあしらい、3月に設置。高さ1・6メートル、直径1・3メートル。当初は10月末までの設置予定だったが延長しており、市観光振興課は再延長について、「真田丸の放送終了後も余韻を残しつつ、松代をPRしたい」とする。

 4月から掲げる新たなちょうちんは、鳥取県産の因州和紙にビニールをかけて風雨による劣化を防ぎ、2年程度の耐久性を持たせる。高さ1・6メートルで、幅は1メートル。現在のちょうちんはビニール製で、紫外線や寒暖の差による劣化に弱い欠点があるという。

 寄付は企業や団体から募り、ちょうちんの設置や修繕に充てる。1口30万円(1社・団体2口まで)で計24口を募る。寄付者名をちょうちんの側面に表示する。募集期間は来年1月25日まで。

 市は2015年春の善光寺御開帳に合わせてちょうちんの設置を開始。当初は、「縁」の文字を丸で囲ったデザインだった。

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