福袋の事前予約をPRするディスプレー=新潟市中央区のラブラ万代

福袋の事前予約をPRするディスプレー=新潟市中央区のラブラ万代

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初売りは日程分散、百貨店は3日 福袋は年内予約 新潟

新潟日報(2016年12月28日)

 2017年の新潟県内の初売りは、百貨店が1月3日に遅らせたことで1~3日に分散する。スーパーや百貨店など、消費者は連日初売りに行くことができそうだ。正月の目玉商品となる福袋を確実に入手したい人には、年内に予約し、年明けに店頭で受け取る事前予約が好評だ。予約のため店舗に列ができたケースもあった。
 
 県内の大型店の初売りは例年、イオンモール新潟南(新潟市江南区)などが1日で、多くは2日だった。だが、17年は新潟伊勢丹(中央区)と新潟三越(同)が3日に変更。両店は3日に来店客が集中するとみて、開店を例年より1時間早め午前9時とする。
 
 新潟三越は向かいにあった「ラフォーレ原宿・新潟」の閉店後、初めての初売りを迎える。初売りの3日は帰省客のUターンとも重なり、人の動きが見通せない。売出計画マネジャー(51)は「魅力的な商品をそろえ、集客したい」としている。
 
 3日の混雑回避や確実な入手を目指す人には、福袋の事前予約が人気だ。新潟伊勢丹では子供服や婦人服で、予約受付日の開店と同時に客が列をつくったり、30分で予約分が売り切れたりしたブランドがあった。
 
 例年同様2日に初売りを行うラブラ万代(同)は、ラブラ2と合わせて計35店が福袋を販売。予約は31日まで受け付けるが、既に完売した店舗も出ている。

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