ブリを掲げ、地区名を読み上げる氏子の代表=下村加茂神社

ブリを掲げ、地区名を読み上げる氏子の代表=下村加茂神社

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ブリ奉納、幸せな1年願う 下村加茂神社

北日本新聞(2017年1月3日)

 下村加茂神社(野上克裕宮司)の新年慶賀祭「鰤(ぶり)分け神事」が1日、射水市加茂中部の同神社であり、氏子らが家内安全や無病息災を祈った。

 出世魚のブリは家が栄える様子を思い起こさせ、縁起が良いとされる。神事は毎年行われ、同神社で950年ほど続く。加茂地区から4本、倉垣小杉地区、柳瀬地区から各1本の塩ブリが奉納された。

 野上宮司が祝詞を奏上。代表の氏子がブリ1本1本のひれを立てて持ち上げ、「下村」「倉垣小杉」「柳瀬」と、奉納した地区の名前を読み上げた。各地区の氏子総代や夏野元志市長らが玉串をささげ、野上宮司が氏子らからの献酒などを紹介した。

 神事の後、料理人が塩ブリを大まな板の上でさばいた。切り分けられたブリは鏡餅と一緒に氏子の家に配られた。

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