シーフードシャトルバス(左奥)から糸魚川駅前に降り立ち、料理店に向かう外国人客(手前)。糸魚川青年会議所メンバーらが歓迎した=5日午後6時半すぎ、新潟県糸魚川市

シーフードシャトルバス(左奥)から糸魚川駅前に降り立ち、料理店に向かう外国人客(手前)。糸魚川青年会議所メンバーらが歓迎した=5日午後6時半すぎ、新潟県糸魚川市

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信州のスキー客に海の幸 白馬・小谷から糸魚川へバス運行

信濃毎日新聞(2017年1月6日)

 昨年12月22日に大火に遭った新潟県糸魚川市中心部と北安曇郡白馬村、小谷村を結ぶ観光バス「糸魚川シーフードシャトルバス」が5日、運行を始めた。大火で協力店2店が被災し、自粛も検討されたが、同市内の経営者らでつくる実行委員会が「復興の足掛かりに」と実施を決めた。初日はスキーなどに訪れた外国人観光客14人が白馬村から同市へ向かい、居酒屋などで日本海の食材を生かした料理を楽しんだ。

 シャトルバスは白馬村内のホテル前を午後5時に出発し、6時半すぎに糸魚川駅前に到着。外国人客は、赤い法被を着た糸魚川青年会議所有志ら約20人から「いらっしゃいませ」と歓迎された。オーストラリア人のメレン・サンガーさん(61)は「白馬へは毎年スキーに来ているが、糸魚川は初めて」と語り、浜焼きが楽しめる店へ向かった。

 海鮮料理店では、大漁旗が掲げられた席で外国人グループが刺し身や天ぷらなどを堪能した。「大火の時は店のすぐ裏まで炎が迫り、どうなってしまうのかと思った」と店長の恩田勇作さん(28)。「外国人客を歓迎して街に少しでも活気が戻ってほしい」と期待した。

 バスを送り出した白馬村のホテルの営業マネジャー下山康昭さん(57)は「糸魚川が元気になるよう、新鮮な魚介類が食べられる魅力を宿泊客にPRしたい」と話していた。

 シャトルバスは両村を訪れる外国人スキー客を主な対象に2月まで計12回運行する。

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