錦の布に包まれた宝印を頭に当ててもらう参拝者

錦の布に包まれた宝印を頭に当ててもらう参拝者

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善光寺で御印文頂戴始まる

信濃毎日新聞(2017年1月8日)

 長野市の善光寺本堂で7日、正月の伝統行事「御印文頂戴(ごいんもんちょうだい)」が始まった。参拝者は僧侶から一人ずつ、善光寺如来(にょらい)の分身といわれる宝印を頭に当ててもらい、無病息災などを祈った。

 錦の布に包まれた宝印を当てることで、善光寺如来と縁が結ばれ、極楽往生がかなうと伝えられている。

 家族で毎年訪れているという同市更北中学校1年の宮尾なのみさん(13)は「今年はしっかり勉強して、学校のテストでいい成績を残せるよう頑張りたい」。8カ月の長男を抱いて宝印を受けた市内の小出佳代さんは「善光寺には安産祈願にも訪れた。息子が健やかに成長するようお祈りした」と話していた。

 御印文頂戴は15日までの毎日、午前9時〜午後4時。

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